2022.06.16

2022年6月16日

推しが卒業を発表した。

今までアイドルを好きになったり、推しができたことは何度もあるけど、

追ってるうちに卒業を宣言されたのは、人生で初めてでした。

 

私は2017年から、もっと詳しく言えばMuddy Waterから推し始めたオタク。

活動歴10周年を迎えた彼らの丁度半分ぐらいしか見ていないし、

2020~2021は情勢の影響もあり大した追っかけもしていなかったオタクです。

 

そんな私よりもっともっと長く苦楽を共にしたイルミィの皆さんもいらっしゃると思いますが、

気持ちを落ち着かせる意味でも文章にしてみたいと思います。

 

 

この気持ちを忘れたくない。

辛くて苦しくて、葛藤拒絶絶望、そして切望

私の好きな人がどうか幸せでありますように。

 

TOKYO DOME CITY hallに初めて立った時、

漠然と「遠いなあ」と思った記憶があります。

推しと出会ってまだ1年4ヶ月、

それほど思い入れがあった訳でもなく

ただただライブハウスに慣らされていた自分はステージとの距離に「アイドルみたいだ」と思った記憶があります

 

パシフィコ横浜に立った時、

入場してすぐに涙が滲んだ記憶があります。

大きなホール、初めてのキャパ、

それを完売させるために沢山努力してきた姿を見てきたからでした。

自分も非力ながらツイートをリツイートしたり、アイドルが好きな知人に宣伝したりしました。

1曲目のパシフィック展望台で涙を流した記憶はもう3年前です。

 

幕張メッセに立った時、

パシフィコ横浜と同じように入場して涙が滲みました。

年月も共に重ねてきましたし、情勢という大きな壁があったことを知っていたからでした。

とても大きな会場だからこそアイドルドリームなトロッコがあって

スタンディング席で感動した記憶が残っています。

 

野崎さんが放送で涙を流していました。

GALAXY.5

MeseMoa.とって挑戦規模な大きなホールツアーでした。

情勢によって中止になったそれは沢山の人に影響を与えました。

 

中止になった間に離れてしまったファンもいます。

事務所としても大損害だったと聞きました。

Maze No.9、Ch.8、Anniversary.7、Time Travel6と

順調に進んだカウントダウンは数を減らすことを止めました。

 

7枚目のシングル「烏合之衆」

フォーゲルさんが初のセンター曲の初披露はYoutube Liveで

有観客で披露できたのはそれから約1年の時を経てでした。

 

フォーゲルさん推しの友人と「やっと披露できた、やっとリリイベが出来た」と嬉し涙を流したのは記憶に新しいです。

 

2022年春ツアー「MeseMoa. houseへようこそ」

チェキくじ、推しチェキが復活し前年のLove BLOODとはまた違う雰囲気でした。

オタクというのは考えすぎるもので

原点回帰、過去のセットリストなどと聞くと

喜びつつも何か終わりが来るのでは、と怯えるのです。

 

コールが出来る公演もありましたが、コロナ前とは変わっていました。

以前はあんなに揃っていたのに、あんなに大きかったのに。

Mixすら忘れてしまった自分に愕然としたのを覚えています。

 

事後接触も復活して、公演の感想を直接伝える機会も復活しました。

私は語彙力があまりなく、推しに振られるままに喋っていた気もします。

あの時もっと沢山の事を伝えていれば、なにか変わっていたんだろうか

後悔ではなく、純粋に疑問に思う自分がいます。

 

 

 

 

 

春ツアーで涙する推しを見ながら、

5月10日に涙する自分がいながら、

どこかで「終わり」を感じ始めていたのかも知れません。

 

2022年6月16日

推しが卒業を発表しました。

 

以前から勝手に考えていたのですが

自分の推しは解散や卒業しても、ずっと演者でいるであろうと

勝手に、思っていました。

 

突きつけられた卒業の2文字。

ブログを読んでいる途中で友人から電話が来て、出先ながら出ました。

混乱していてまた家でかけ直すと伝えて電車に乗りました。

 

車内でブログを読み返しました。

アイドルを、芸能をやめて、やりたい事ってなんだろう

それは今じゃなきゃいけないことなんだろうか

おじいちゃんになったら、なんて言わないで

おじいちゃんになるまでずっとやればいいじゃん!

様々なことを考えていたら涙が溢れてきました。

涙どころじゃない、鼻水も出てくるし、危うく嗚咽まで出そうでした。

電車の隅で小さくなりながら最寄り駅に着くのをじっと待ちました。

 

 

私は物分りの良いオタクではありません。

やめないで欲しい、ずっとそのままでいて欲しい。

でももしかして今のこの状態は辛いのかもしれない。

無理をさせているのかもしれない。

 

それでも推しのツイートに前向きな言葉をかけることは出来ませんでした。

なにか言葉をかけたい、出来れば前向きな言葉を

それでも、心にも無い言葉をかけるのは誠実ではない。

だったら少し時間を置いてから送ろう。

グルグルと思考を巡らせながら涙が止まりませんでした。

 

 

推しが「思っていることをぶつけて欲しい」と言ってくれて

暗い言葉をぶつけたくないのに、「この苦しい気持ちをわかって欲しい」「あわよくば考え直してほしい」と思っている自分に気が付きました。

推しは沢山悩み考え相談して出してくれた答えなのに。

 

正直まだまとまらない

15日に福島で話した推しは変わらない様子だったから。

「また今度!」と言ったら「またね!」って返してくれていたから。

 

今はただ、減らず口を叩いて、ゲラゲラ笑っていた時間が

貴方にとって負担でなかったことを祈るばかりです。

 

辛く苦しい日々が貴方にとっても、みんなにとっても

幸せになれる糧になるよう願っています。

これまで最前線で引っ張ってくれて、受け入れてくれて、守ってくれて

本当にありがとう。

 

 

何度も何度も言いますが

白服さん、貴方は私にとって最高の推しです。